昨年やった音楽紹介。
だいぶ遅れましたが、せっかくなので昨年ベストを。
あまり新しいものを聞かなかった昨年ですが、ダントツの衝撃度がこちら。
ロット・バルト・バロン/Atom
以前の「ロット・バルト・バロンの氷河期」もかなりよかったのですが、今回のAtomは方向性も定まり、文学性のある歌詞に磨きがかかっています。
メディア掲載レビューほか
東京都出身の2人組ロックバンド、ROTH BART BARONのセカンド・アルバム。前作『ロットバルトバロンの氷河期』(2014年作)から1年半ぶりとなる本作は、アーケイド・ファイアなどがレコーディングしてきたカナダ・モントリオールにある“Hotel2Tango”で録音・ミックス。言葉の美しさが光りだす圧倒的なヴォーカル、そしてアルバム全体に通底する、これまでになく暖かでポップな質感で綴られた一枚。 (C)RS
一聴して思い浮かぶのはアイスランドの星、シガーロス。
でも、シガーロスフォロワーとはくくれない多様性がロット・バルト・バロンにはあります。
歌詞は昨年聞いたどの邦バンドよりも過激で攻撃的、
メロディーも日本独特の粘着感のある抒情性を出すことを恐れていないように感じます。
ジャンルはよくわかりませんが、
ジェイムズ・ブレイク、ボン・イヴェールといったソウル?フォーク?
ともシンクロ。
本も音楽も、新しいもの、古いものたくさん貪欲に吸収しましょう!